撮影 2009年4月28日 つくば植物園 撮影 2012年11月2日 つくば植物園樹皮

  アキグミ (秋ぐみ) 別名: 英名:Japanese silverberry

学名:Pertya scandens   グミ科 グミ属

 ・ 原産地:日本。
 ・ ヒマラヤ山脈から日本にかけての東アジアに分布する。
 ・ 日当たりの良い河原や林道脇によく生える。
 ・ 落葉低木。
 ・ 樹高は2〜3mほど。
 ・ 花弁はなく、萼(がく)が花の形となっている。
 ・ 萼筒の長さは6〜7mmで、先端は4つに分かれており、淡い橙色。
 ・ 花期は4月下旬〜5月中旬。
 ・ 葉は互生。
 ・ 葉は白っぽい緑色。葉の質はやや柔らかい。
 ・ 葉は長さ4〜8cm。葉の形は楕円形のものから細長いものまである。
 ・ 10月〜11月に朱から赤色で、球形の直径8mmほどの実を付ける。
 ・ 名前の由来:秋に果実が熟すことから。グイ(とげ)のある実、グイミが転じてグミとなった。
 ・ 用途:果実は食用となり、果実酒などに利用される。材が堅いので器具類にも利用。
 ・ 花言葉:「用心深い」。
 ・ 10月1日の誕生花。


 *アキグミの特徴(他のグミとの見分け方)
  ・10月〜11月に果実が熟す。
  ・果柄が約4mmと短いので枝に直接へばりつくように見える。
  ・他のグミの実は楕円形だが、アキグミの実は丸い。

 *グミ属。
  アキグミ、マルバグミ(オオバグミ)、ナワシログミ、ツルグミ、ナツアサドリ 

 
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・ 原産地:日本。
・ 関東から九州までの山林の日当たりのよいところ、乾燥した林内に分布する。
・ 落葉小低木。
・ 樹高は60〜100cmほど。
・ 根本からたくさんの枝を出し、集団を作る。茎は細いが木質化していて硬い。
・ 1年目の茎に一輪ずつ咲く。
・ 一つの頭花には小さい筒状花が10〜15個集まって付く。
・ 筒状花の先は5裂し、くるっとカールしている。
・ 花期は10月中旬〜11月下旬。
・ 花(頭花)の直径は2cmほど。
・ 花は白〜淡紅色。
・ 葉は互生。
・ 1年目の枝に付く葉は広い卵形(2〜5cm)で、周辺には突起状の鋸歯が数個ある。
・ 2年目の枝に付く葉は細長く、3〜5枚が束状に付き、卵形、鋸歯はほとんどない。
・ 名前の由来:高野山で茎を束ねて箒の材料としたことから。
・ 花言葉:「働き者」。
・ 11月9日の誕生花。


*仲間にナガバノコウヤボウキがある。こちらは2年目の枝に花を咲かせる。

*草本のように見えるが、木性に分類されている。木性のキク科は珍しいですね。

 
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