撮影 2016年7月22日 つくば植物園

ビロードモウズイカ (天鵞絨毛蕊花) 別名:マーレイン

英名:Great Mullein、Common Mullein 学名: Verbascum thapsus  ゴマノハグサ科  モウズイカ属

・ 原産地:ヨーロッパ、北アフリカ、アジア。日本には、1870年頃に導入。南北アメリカ、オーストラリアにも帰化。
・ 日当たりの良い砂質土壌に生える越年草。
・ 最初の年は葉のロゼットを生成し、二年目に、高さ1〜2m程度で分岐しない単独の花茎をつける。
・ 大きな葉のロゼットから長い(20〜50cmほどの)花穂を伸ばし、小花を密集して咲きます。
・ 花の色:黄。
・ 花径2〜2.5cm、外面に星状毛を密生、内面は無毛。
. ・ 花期は6月中旬〜8月中旬。
・ 葉は長楕円形〜卵円形でしわがあり、対生し、銀灰色のやわらかい軟毛で覆われています。
・ 葉の長さ30〜50cm、幅、15cmほど。
・ 草丈:1m〜2mほど。
・ 名前の由来:ビロードは全体が毛に覆われている姿から。モウズイカ(毛蕊花)は雄しべ(蕊)に毛が生えていることから。
 別名の、「マーレイン」という名前はラテン語で柔らかと言う意味の「モリス」が語源でどちらも毛に覆われた葉の姿に由来します。
・ 属名の「Verbascum(バーバスカム)」はラテン語でヒゲを意味する「バルバ」に由来。
・ 用途:薬用、観賞用。
・ 花言葉:「夏美人」「大器の風格」「気立てのよさ」「全ての物をあなたに捧げる」。


 
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