撮影 2009年11月8日 筑波実験植物園 撮影 2010年5月3日 筑波実験植物園 撮影 2009年11月8日 筑波実験植物園
  エゾユズリハ (蝦夷譲葉)

学名:Daphniphyllim macropodum var. humile   ユズリハ科 ユズリハ属

・ 日本原産。北海道〜本州の日本海側に分布。
・ 常緑低木。雌雄別株。
・ 高さ1m〜3mほど。
・ 花期は5月〜6月。
・ 葉の腋から総状花序を出し、直径1mmほどの黄緑色の花を多数つける。
  雌花は狭卵状の子房と褐紫色の柱頭が目立つ。
 雄花は花弁もガク片もなく、褐紫色のオシベのヤクが目立つ。
・ 花の大きさは直径7mm〜1cm。
・ 葉は厚く、光沢があり、濃い緑色。
・ 葉の長さ10cm〜20cm、幅5cm〜7cm。長楕円形。
・ 葉は互生(枝先は輪生状)、つけ根は赤い。
・ 果期は9月〜11月。藍黒色に熟し、表面は粉をふく。
・ 果実の大きさは、直径8mm〜1cm。
・ 名前の由来:春、枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。
・ 用途: 庭植え、葉と茎は薬用。

*葉の入れ替わる様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、
  正月の飾りや庭木に使われる。


*太平洋側に分布し、高さ10mほどのユズリハがあります。
 

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