撮影 2009年5月24日 つくば植物園撮影 2012年6月13日 つくば植物園撮影 2015年5月31日 つくば植物園

  ハナウド(花独活)  別名:ヤブウド、クワズウド

英名:cow parsnip / hogweed/wild celery  学名:Heracleum nipponicum Kitag セリ科 ハナウド属

    ・ 原産地:日本、東アジア。
    ・ 越年草(注1)、ときに多年草。
    ・ 日本では本州(関東以西)、九州、四国に自生
    ・ 山野の川岸,林の縁など湿ったところに生育。
    ・ 茎は直立し、上部で分岐する。
    ・ 茎の上部に傘状または平らに数十本の花茎に分かれ、20-30個の5弁花がつく。
    ・ 花序は約18cmで、花序の周囲の小花の花弁は外側は大きく、2裂する。
    ・ 開花時期は5月〜6月。
    ・ 花の色は白。
    ・ 草丈:50cm〜2m。
    ・ 葉は互生し3出羽状複葉から羽状複葉。葉の縁には鋸歯がある。
    ・ 茎は縦に筋状にくぼみがあり、毛が生えています。中空。
    ・ 果実は広楕円形、両端は浅くへこむ。
    ・ 名前の由来:草姿はウドに似ていて花が目立つところから。
    ・ 用途:若芽は食べられます。根は生薬(鎮痛剤)。
    ・ 花言葉:「忘れてしまった思い出」

   *セリ科ハナウド属のハナウドはウド(ウコギ科タラノキ属)とは別ものです。

   *セリ科シシウド属のシシウドとの見分け方。
     ハナウドの花は5月〜6月に咲き、シシウドの花は8〜11月に咲きます。

   *健康によい植物と言われているアシタバもシシウドと同じセリ科シシウド属です。

   *(注1)越年草とは
     秋に発芽し越冬し翌年に枯れる植物を越年草(または冬型一年草)という。

 
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