撮影 2015年5月15日 つくば植物園 |
ハリグワ (針桑) 別名: 英名:Silkworm thorn 学名:Cudrania tricuspidata クワ科 ハリグワ属 |
・ 原産国:中国。日本には明治の初期に渡来し、庭園などに植栽されている。 ・ 落葉小高木。樹高は6〜10m。 ・ 脇芽は短くまっすぐ伸びて刺(とげ)となります。 ・ 雌雄異株。 ・ 開花期:5月〜6月。 ・ 雄花序は、葉腋に多数の花が密生したほぼ球形の花序を付ける。 花は4枚の花被とそれに対生するおしべ4本からなる。 ・ 雌花序も球形で、花には花被4枚とめしべ1本があり、長い花柱が花被のすきまから出ています。 ・ 葉は長さ6〜10cm。互生し、ほぼ楕円形。全縁で、表面はつやのある緑色、裏面は淡緑色。 ・ 果実:そう果の集合果。直径2.5cmほどで、熟すと赤くなります。 ・ 果期:11月ごろ。 ・ 名前の由来:ハリグワ(針桑)と言われる所以は、枝にある鋭い棘にある。 ・ 用途:材は黄色の染料に。果実は食用に。樹皮や根は腰痛、喀血に。樹皮は製紙材料に。 葉はヤマグワ(別名クワ)がカイコの餌として主であるが、ハリグワも養蚕に使うことが出来る。 樹皮は、同じクワ科のコウゾやミツマタと同様に、和紙の原料として使われる。 * クワ科に属するもの。 パンノキ属 カジノキ属 ハリグワ属 クワクサ属 イチジク属 ハリグワ属 クワ属 * 石器時代には、日本でも自生していたことが出土した木片から解っているらしい。 |
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