ホオノキ(朴の木)

撮影 2012年5月30日 つくば植物園撮影 2015年6月20日 ホオノキの花撮影 2012年5月30日 ホオノキの花

撮影 2010年9月1日 つくば植物園撮影 2010年9月1日 ホオノキの実
 

ホオノキ  (朴の木) 別名:ホオ、ホオガシワ

英名:Japanese Bigleaf Magnolia/ Japanese whitebark magnolia  学名:Magnolia obovata   モクレン科 モクレン属

・ 原産地:日本。
・ 分布:北海道、本州、四国、九州の山地、丘陵地の落葉樹林内に見られる。
・ 落葉高木。
・ 花は枝の先に上向きに付いています。芳香があり、花弁は6〜9枚。 ・ 花の色は初めは白色、後に黄変する。
・ 花径:15cmほど。
・ 花期:5月末〜6月初め。
・ 葉は長さ20cm〜40cm、幅15cmにもなる。鋸歯のない全縁。
・ 葉柄は3〜4cmと短い。葉の形は倒卵状楕円形、やや白っぽい明るい緑で、裏面は白い粉を吹く。
・ 葉は互生するが、枝先に束生し、輪生状に見える。
・ 果期:9月。
・ 果実は袋果で、たくさんの袋がついており、各袋に0〜2個の種子が入っている。
・ 樹高:20m〜30m。
・ 枝が少なく、まっすぐな樹形となる。
・ 名前の由来:「ほお」は「包」の意で、大きな葉に食べ物を盛ったことからの命名とも、
         中国のホオノキの仲間の厚朴(コウボク、中国音:ホウポ)からの命名とも。
・ 用途:公園・街路樹、建築・器具・楽器・彫刻・船舶材、下駄の歯、版木など。
     材は柔らかく、刃を痛めないのでまな板や刀の鞘に利用され、版木に使用されたりする。
     葉は強い臭いが無く、表面が無毛なので朴葉味噌、朴葉餅、朴葉寿司など食品を包むのに利用される。
・ 花言葉:「誠意ある友情」

*太い枝の先端付近に集まって大きな葉を広げる。
*花はタイサンボクの花に似ています。


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