撮影 2017年5月18日 つくば植物園 撮影 2016年10月月12日 つくば植物園

ホウキギ (箒木) 別名:コキア、ホウキグサ、イソボウキ

英名: 学名:Bassia scoparia (Kochia scoparia)  ヒユ科(旧アカザ科)ホウキギ属(バッシア属)(旧コキア属)

・ 原産地:西アジア、中央アジア。
・ 一年草。
・ 開花期:8〜9月頃。
・ 観賞期:6月〜11月(紅葉は10月〜11月)。
・ 草丈:50〜100cmほど。
・ 春から夏は、よく分枝した堅く細い茎に線形の明るい緑の葉がこんもりと茂り、
  晩夏から淡い緑のつぼみをつけて、濃い紅色の小花が集まって咲き、
  秋が深まると真っ赤に紅葉します。
・ 用途:花壇、鉢、生け垣、草ボウキ。
・ 花言葉は「忍耐強い愛」。
・ 10月9日の誕生花。

* コキアの名で流通しているものに、シルバーリーフの‘ダイヤモンドダスト’(Maireana sedifolia)があります。
 これはオーストラリア原産の常緑低木で、以前はコキア属でしたが、現在はマイレアナ属に分類されています。
 全体的に白っぽく、クリスマスの飾りに好まれますが、半耐寒性なので、コンテナの寄せ植えなどで利用されています。

* 観賞用に栽培されるのは、主に変種のトリコフィラ(ハナホウキギ、B. scoparia var. trichophylla)で、

  コンパクトな草姿で丸みがあり、秋には美しく紅葉します。花は淡黄緑色で、小さくて目立たず、雄花雌花があります。

* 畑のキャビアとして知られる「とんぶり」は、本種のなかで種子の大きな系統の果実からつくられるものです。
  これは草丈が高く、紅葉はしません。

 

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