撮影 2009年7月3日 つくば植物園 撮影 2015年8月20日 つくば植物園

イヌビワ (犬枇杷) 別名:イタビ、コイチジク

英名: 学名:Ficus erecta   クワ科 イチジク属

・ 原産地は日本(本州関西以西、四国、九州、沖縄)。
・ 落葉性広葉樹。雌雄異株。
・ 海岸や沿海の山地に自生する。
・ 花は壷状の隠頭花序の中に咲き、イヌビワクコバチ類によって授粉される。
・ 花期:4〜5月。
・ 花は果実状で、花は外からは見えない集合花となっている。
・ 葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
・ 葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。 ・ 葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は灰白色を帯びる。。
・ イヌビワコバチ類の寄生により雄花序が果実様にふくれる。
・ 果実はイチジクに似ている。直径2cmほどになる。
・ 雌果嚢は黒紫色になり、食べられるが、雄果嚢は赤く、固くて食べられない。
・ 果実収穫期:9月〜12月。
・ 樹皮は灰緑色〜灰白色で、小さな皮目が縦に、多数並び、縞模様ができる。
・ 樹高:3〜5m。
・ 用途:庭木、鉢植え、果物
・ 名前の由来:果実がビワに似ているが味は劣るというところからきている。
・ 花言葉:「溢れる思い」。


 * イチジク属の仲間
   オオイタビ、ヒメイタビ、イチジクイヌビワアコウ、ガジュマル、イタビカズラ 


 
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