撮影 2015年5月22日 つくば植物園

イワインチン (岩いんちん)

 学名:Chrysanthemum rupestre   キク科 キク属

・ 原産地:日本固有種。多年草。
・ 本州の中部地方以北に分布し、高山の岩場や砂礫地に生育する。
・ 茎の上部に黄色の頭花を散房状に密につける。頭花は径3-4mmになり、筒状花のみから構成される。
・ 総苞は長さ2-5mmで、やや球形となり、総苞外片は卵形または長楕円形になる。
・ 花期:8月~9月。(上の写真は5月に撮りました。)
・ 葉は羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。 裂片は細かな線形で、裏面には白い綿毛が密生する。
・ 草丈は10cm~20cmほど。
・ 用途:鉢植え、花壇。
・ 名前の由来:葉は、生薬の名がインチンコウと呼ばれるカワラヨモギの葉に似るので“インチン”の名前を使い、自生環境の“岩”を加えた。
・ 属名の Chrysanthemum は[chrysos(黄金色)+anthemon(花)]からきている。
・ 種小名の rupestre は[岩上に生える]という意味である。
・ 花言葉:―
・ 誕生花:―。

*頭状花がイソギクエゾヨモギギクによく似ています。

        
 

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