撮影 2010年8月10日 近所の山の斜面 | 撮影 2009年1月2日 近所の林道そば |
カラスウリ (烏瓜) 別名:玉章(たまずさ)、ツチウリ、キツネノマクラ、ヤマウリ
学名:Trichosanthes cucumeroides ウリ科 カラスウリ属 | ||||
・ 原産地:日本、中国。 ・ 日本では本州、四国、九州に自生する。つる性の多年草です。 ・ 花は夕方に開き、夜明け前にはしぼんでしまいます。 ・ 花の色は白色で5弁花。 ・ 花弁の縁部が無数の白く細いひも状になって伸び、レース状に広がる。 ・ 花の直径は7〜10cm程度。 ・ 花期は8月〜9月。 ・ 雌雄異株で雌花の咲く雌株にのみ果実をつける。 ・ 果実は直径5〜7cmの楕円形や丸いものなど様々。 ・ 熟する前は縦の線が通った緑色をしており、10月から11月末に熟し、オレンジ色ないし朱色になります。 ・ 名前の由来:諸説あります。 1.小鳥(カラス?)が好んで食べることから。 2.熟した赤い実がカラスが食べのこしたように見えることから。 3.カラスウリの実の色が唐から伝来した朱墨の色に似ていることから。唐朱瓜(からしゅうり)。 ・ 果期は10月〜11月。 ・ 用途:インテリア、薬用。 ・ 花言葉:「男嫌い」、「よき便り」、「深い語らい」。 ・ 11月11日の誕生花。 *雌花と雄花 ・子房の有無 花の付け根がプックリと膨らんでいるのが雌花です。 これは実のもとになる子房です。 雄花には実がならないので子房は付いていません。 ・「しべ」の色と形 花の中心部にある「しべ」が、短く、多く集まり、黄色く見えるのが雄花。 2〜3本長く伸びて、白く見えるのが雌花です。
*種子は縁起物 果実の中に入っている種子はよく「カマキリの頭のような形」とか、 福の神・「大黒様の顔」とか、「打ち出の小槌」に見立てて、 財布の中に入れて幸運を願うという習慣もあるようです。 *カラスウリ属にカラスウリに似て実の黄色いキカラスウリがあります。 |
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