撮影 2007年11月7日  自宅

キク (菊)  学名:Chrysanthemum x morifolium  キク科 キク属   

        ・ 園芸用の菊は、観賞用に日本で発達した和ギクと、
         日本のキクがヨーロッパに渡り品種改良された洋ギクとに分けられます。
        ・ 和ギクは花の大きさや形で、大ギク、中ギク、小ギクの3つに分類されます。

            大ギク  直径 18cm以上
           中ギク  直径 9cm〜18cm
           小ギク  直径 9cm以下

          *大ギクには、
            花が立体的な球状になる厚物(あつもの)
            無数の細長い花びらが集まる管物(くだもの)
            花の形が平面的な一文字
            内側の花びらは花芯を覆うように直立し、外側の花びらは寝ている美濃ギクがある。
          *中ギクには、
            開花後内側のの花びらが花芯を覆い隠す江戸ギク
            化粧用のチークブラシのような嵯峨ギク
            花びらが細長く、花びら同士の間があいている肥後ギク
            花びらが糸のように細く垂れ下がっている伊勢ギクがある。
          *小ギクは、一重咲きと八重咲きの2種類がある。

        ・ 洋ギクには、一本の茎にたくさんの花が咲くスプレイマムと、
         茎が短く鉢植えに適したポットマムがある。

       * 上記の菊は園芸用に発達したもので、江戸時代以降である。

       * それ以前にも日本には古くから自生していた野菊があり、平安時代から鑑賞されるようになった。

          ノギク(野菊)

     
 
趣味の花図鑑トップページ          いきいき自己実現


アクセスカウンター