・原産地:モモは中国原産で、日本には古くに渡来し、江戸時代には20を越える品種が作られました。
・ハナモモの一種。
・花期:4月〜5月。
・花の大きさは3cm〜5cm程度.
・濃紅色の八重咲き、花弁は50枚前後。
・果実は核果で直径約3cmの先の尖った球状で、側面に割れ目が入り毛深い。6月頃に熟すが食用にはならず自然落下する。
・樹高2m〜4mの落葉広葉低木。
・樹皮は灰色でサクラと同じように横筋がはいり、木肌は細かいが老木では割れ目が入る。
・用途:庭植え、鉢植え、切枝
・名前の由来:花弁が細長くキクに似ていることから。
・花言葉 「恋のとりこ」、「チャーミング」
・3月3日、3月5日の誕生花。
*果実を収穫するために栽培されるモモは、「実モモ」ともいわれます。
それに対して、花を観賞するために改良されたものは「ハナモモ」と呼ばれます。
*桃も桜も梅もバラ科サクラ属で、見分けが難しいですね。
見分け方
・花びらの形
桜:楕円形で先に切れこみがはいっている。
桃:楕円形で先が尖っている。
梅:花びらは丸い。
・花の付き方
桜:枝から花柄が付いている。房状に花が付いてる。
桃と梅:花柄が無く、枝に直接花がくっついてます。
桃は花芽2個と葉芽が同じところから出ています。
梅は花芽が一個づつ。
(桃のほうが花が固まって咲いて、梅はバラバラに散らばって咲いているように見えます。)
・葉と花の順序
梅は花の時期には葉がない。
桃は花の時期に葉もある。(ただし、葉がない種類もある。)
・樹皮
桜と桃は幹に横線が入っている ウメは幹がごつごつしている。
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