撮影 2021年9月27日 つくば植物園

キソウテンガイ 別名:サバクオモト(砂漠万年青)、ウェルウィッチア

英名:Tree tumbo 学名:Welwitschia mirabilis(ウェルウィッチア・ミラビリス)  ウェルウィッチア 科(キソウテンガイ科) ウェルウィッチア属

・ 原産地:アフリカ南西部のアンゴラ共和国とナミビア共和国の砂漠にのみ自生している希少植物。

・ キソウテンガイ(奇想天外)はキソウテンガイ科唯一の種です。
・ 常緑多年草。裸子植物。
・ 種子が発芽してから種子をつけるまでに、25年ほどもかかる。
・ 幹はごく短く、径60cm〜1mほどの倒円錐形の木質塊茎をもち、頂部は2裂しその先端は盤状になる。
・ 裂片の先端付近の裂け目から革質で帯状の葉が2枚出て、終生伸び続ける。
・ 雌雄異株で、花は球果状の穂状花序をつくり、葉の基部から出る雌株では30cmほど、雄株ではそれより短く分枝した花茎の先につく。
・ 雌花の花序は緋色になり、径2cmほどの鱗片にそれぞれ黒色の種子を1個づつ含む。
・ 寿命は長く、自生状態のものでは600年、推定2000年のものが知られている。
・ 名前の由来:和名の「キソウテンガイ」は、姿、生育などが奇想天外な植物であることから。
・ 別名や属名のウェルウィッチアは、発見者、オーストリアの探検家フリードリヒ・ウェルウィッチの名前にちなんでつけられたもの。
・ 種名のmirabilisは「驚異の」を意味するラテン語によるもの。
  * ユニークな植物で「世界三大珍植物」の一つとされている。
 「三大珍植物」とは、オオオニハスとラフレシア、キソウテンガイのことをいう。

           
 

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