撮影 2014年7月16日 つくば植物園

キツネノカミソリ (狐の剃刀)

学名:Lycoris sanguinea   ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 

・ 原産地は日本、朝鮮半島。
・ 日本での分布:本州、四国、九州。
・ 明るい林床や林縁などに自生する。多年草です。
・ 早春のまだ他の草が生えていないうちに、球根から直接狭長の葉を出して
 球根を太らせ、多くの草が生い茂る夏頃には一旦葉を落とす。
・ 盆(8月なかば)前後になると花茎を 30cm〜50cmほど伸ばし、
 先端で3〜5に枝分かれし、先に花を咲かせる。
・ 雌しべと雄しべの両方を持つ雌雄同花です。
・ 花の長さは5cm〜8cmであまり反り返りません。
・ 花の色は橙色で6弁花。
・ 花期:8月中旬〜9月上旬。
・ 草丈30cm〜50cmほど。
・ 葉は早春、芽を出したばかりの頃は、薄く平べったい感じです。
・ 生長するに従い葉は長く細くなりヒガンバナに似てきます。
・ 果実は直径1.5cmほどの球形。
・ 名前の由来は、花の色が狐色を連想させ、葉の形がカミソリに似ているところから。
・ 花言葉は、「妖艶」。
・ 8月30日の誕生花。

*仲間のオオキツネノカミソリとの見分け方
 キツネノカミソリ:雄しべの長さが花弁とおなじ。
 オオキツネノカミソリ:雄しべは花弁より長く、はみ出している。

*ヒガンバナは結実しないが、キツネノカミソリは結実するものが多い。
 キツネノカミソリはお盆に、ヒガンバナはお彼岸に花を咲かせます。
     
 
趣味の花図鑑トップページ          いきいき自己実現

アクセスカウンター