撮影 2010年11月11日 つくば植物園撮影 2012年11月2日 つくば植物園

  コウヤボウキ (高野箒) 別名: 英名:

学名:Pertya scandens   キク科 コウヤボウキ属

・ 原産地:日本。
・ 関東から九州までの山林の日当たりのよいところ、乾燥した林内に分布する。
・ 落葉小低木。
・ 樹高は60〜100cmほど。
・ 根本からたくさんの枝を出し、集団を作る。茎は細いが木質化していて硬い。
・ 1年目の茎に一輪ずつ咲く。
・ 一つの頭花には小さい筒状花が10〜15個集まって付く。
・ 筒状花の先は5裂し、くるっとカールしている。
・ 花期は10月中旬〜11月下旬。
・ 花(頭花)の直径は2cmほど。
・ 花は白〜淡紅色。
・ 葉は互生。
・ 1年目の枝に付く葉は広い卵形(2〜5cm)で、周辺には突起状の鋸歯が数個ある。
・ 2年目の枝に付く葉は細長く、3〜5枚が束状に付き、卵形、鋸歯はほとんどない。
・ 名前の由来:高野山で茎を束ねて箒の材料としたことから。
・ 花言葉:「働き者」。
・ 11月9日の誕生花。


*仲間にナガバノコウヤボウキがある。こちらは2年目の枝に花を咲かせる。

*草本のように見えるが、木性に分類されている。木性のキク科は珍しいですね。

 
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