撮影 2015年6月16日 つくば植物園

クマノミズキ (熊野水木)  英名: 

学名:Swida macrophylla  ミズキ科 ミズキ属

       ・ 原産:日本、朝鮮、中国、台湾、ヒマラヤ。落葉高木。
       ・ 本州〜九州の丘陵〜山地の林内に生える。
       ・ 花期は6〜7月
       ・ 枝先に葉より高く散房花序を出し、小さな黄白色の花を密に付けます。
       ・ 花弁は4個、長さ4〜5mmの狭長楕円形。
       ・ 雄しべは4個、花柱は1個。
       ・ 葉は、枝先に集まって付く。対生、卵状長楕円形で、ふちは全縁。葉表は濃緑色で裏はやや粉白を帯びる。
       ・ 葉の長さは6〜15cm、幅は3〜7cm。葉柄は長さ1〜3cm。
       ・ 果実は核果。直径5mmの球形で、紫黒色に熟す。核は直径3〜4mmの球形で平滑。
         先にミズキのようなくぼみはない。
       ・ 果期は7月〜10月。
       ・ 樹高:高さ8m〜12m、直径30cmほどになります。
       ・ 樹皮は灰黒緑色。浅い裂け目が縦に入る。
       ・ 名前の由来:西日本に多く分布するため、熊野のミズキと言う名になったらしい。しかし、関東にも広く分布する。
       ・ 用途:用材(器具・柄木)。
       ・ 花言葉:―。
       ・ 誕生花:―。
   
       * ミズキはクマノミズキより花期が1ヶ月ほど早い。

       * ミズキは葉が互生する。クマノミズキは対生。

       * 葉の形は、卵状長楕円形でミズキより幅が狭い。特に若木やヒコバエの葉は細長い。

       * ミズキの果実の核の先端はくぼみがあるが、クマノミズキにはくぼみがない。

       * ミズキの方が耐寒性があり、北海道まで自生する。

       * 樹皮の色、模様も多少違うように見える。
        

 

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