撮影 2018年8月24日 つくば植物園

クマシデ (熊四手、熊垂) 別名:カタシデ 

英名:  学名:Carpinus japonica カバノキ科 クマシデ属

・ 原産地:日本(本州・四国・九州)、朝鮮半島、中国。
・ 本州、四国、九州の日当たりのよい山地に自生する。
・ 落葉高木。
・ 雌雄異花。
・ 尾状花序を出す。雄花序は、前年枝に束生して下垂する。雌花序は、新枝に頂生する。
・ 小苞(しょうほう)が重なり合った花穂の形が独特である。
・ 花の直径は1.5cm〜2cm。
・ 開花期:4月〜5月。
・ 果実は種子を抱いた果苞(葉の変形)が、房状になったもの。
・ 果実は、4〜5cmで、夏まで緑色をしているが、10月〜11月に熟し、茶色になる。
・ 葉は互生し、葉身は狭卵形-卵状長楕円形、先は鋭尖頭、基部は円形あるいはわずかに心形。縁は重鋸歯がある。
・ 樹高:15mほどになる。
・ 名前の由来:実を四手(しめ縄や玉串に下げる、紙を折ったもの)に見立てたもの。
        シデの仲間の中では、果穂が最も大きいのでクマの名が。
・ 用途:材は堅いため、家具材・建築材・農具の柄などに用いられる。
・ 花言葉:―。
・ 誕生花:―。

*カバノキ科

 カバノキ亜科
   ハンノキ属 - ハンノキ、ヤシャブシ
   カバノキ属 - シラカンバ(シラカバ)、ダケカンバ、ミズメ(アズサ)

 ハシバミ亜科
   クマシデ属 - クマシデ、イヌシデ、アカシデ
   ハシバミ属 - ハシバミ、ツノハシバミ、セイヨウハシバミ
   アサダ属 - アサダ
   Ostryopsis
 
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