撮影 2012年6月18日 近所撮影 2012年9月17日 近所

クリ (栗)  英名:Japanese Chestnut

学名:Castanea crenata  ブナ科 クリ属

        ・ 原産:日本、朝鮮半島南部。落葉高木。
        ・ 北海道西南部から本州、四国、九州に分布。
        ・ 花期は6月
        ・ 白っぽい穂状花序を成し、多数の雄花を紐状に垂れ下げて付けます。
        ・ 雌花は直径5mmの球状で、雄花序の基部に1〜3個つけます。
        ・ 独特の強い臭いを漂わせます。
        ・ 葉は互生、長楕円形で周囲には鋭い鋸歯がならぶ。葉表は濃緑色で裏は白緑色。
        ・ 葉の長さは10〜30cm、幅は4〜10cm。
        ・ 果実は直径5〜11cmのいがに覆われ、2個〜4個の果実が入っている。
        ・ 果期は9月〜10月。
        ・ 樹高:10m〜20mになります。
        ・ 樹皮は暗い灰褐色で縦に割れ目ができる。
        ・ 名前の由来:諸説あります。
          1.食の木(クノキ)、薪の木(クノキ)、国の木(クニノキ)が転訛して「クヌギ」になったと言われています。
          2.イガの中の果実が、黒実(くろみ)ということから、転訛してクリと呼ばれるようになった。
          3.丸い果実のことをクルミといい、クルミが略されてクリになった。
          4.朝鮮語のクルが転訛した。
        ・ 用途:果実は食用、木は建築材や器具材、薪、しいたけ栽培の原木。
        ・ 花言葉:「満足」、「贅沢」、「豪奢」、「私を公平にせよ」。
        ・ 3月8日、6月20日、10月24日の誕生花。
   
        * クリは、縄文時代の遺跡の中から多量に出土するので、古くから重要な保存食品として珍重されてきたようです。

        * クリは果物か?   果物の語源は「木(ク)の物」だから、木になるクリは果物です。

        * つくば実験植物園のどんぐり講座でクリの実はブナ科の果実だがドングリとは呼ばないと教わりました。          

 

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