撮影 2012年10月30日 中央公園入口実と種子樹皮

モッコク (木斛) 別名:アカミノキ(赤実の木)

英名:  学名:Ternstroemia gymnanthera  モッコク科(旧ツバキ科) モッコク属

 ・ 原産地:日本、朝鮮、台湾、中国、東南アジア。
 ・ 日本では関東以西、四国、九州及び南西諸島に分布する。
 ・ 暖地の海岸近くに自生する常緑広葉高木。
 ・ 株によって両性花または雄花をつける。
 ・ 花は葉腋に単生し、1〜2cmの柄があって、曲がって花は下を向く。
 ・ 花径:約2cm。
 ・ 花の色は黄白色。
 ・ 花期は6月下旬〜7月上旬。
 ・ 葉にはきょ歯がなく全縁、革質。
 ・ 葉は互生する(互い違いにつく)、葉柄があり、枝先に集まって付く。
 ・ 葉身は倒卵状長楕円形で、長さ4〜7cm、幅2〜4cm。葉脈はほとんど見えない。
 ・ 葉柄は紅紫色を帯びる場合が多く、本種の同定のポイントとなる。
 ・ 果実は長さ1.7cm、直径1.5cmくらいの楕円状(卵状)球形。
 ・ 果実は10月下旬から赤く熟し、果皮が裂け、赤い種子を露出する。
 ・ 樹皮は灰淡褐色、皮目が多い。
 ・ 樹高:大きくなれば6m〜15mに達する。
 ・ 名前の由来:ランの1種であるセッコクに花の様子が似ているところからという説と、
  モッコウバラの中国名「木香」の誤用という説があります。
   別名のアカミノキ(赤実の木)は種子は樹上で赤く目立つため。
 ・ 用途:建築・木工材、樹皮は染料、庭木。
 ・ 花言葉:「人情家」。
 ・ 10月8日、11月6日の誕生花。

 *葉柄も赤いですが、果柄も赤く、赤い果柄が曲がり、それに赤い実がついているのはきれいです。

 *モッコクの実が熟すと特にこの実が美味しいのか、小鳥がよく姿を見せます。

   実の色もヒメリンゴみたいで、美味しそうです。人間が食べられるかどうか知りませんが・・・。

 *モッコクは庭木として好まれる3種類の樹木の一つである。
   モッコク、モチノキ、モクセイを3Mと称している。

 

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