撮影 2014年1月19日 つくば植物園 撮影 2015年12月15日 つくば植物園

ムニンシャシャンボ(無人子子ん坊) 別名:オガサワラシャシャンボ 

学名:Vaccinium boninense ツツジ科 スノキ属

     ・ 日本の小笠原諸島の固有種で、兄島、父島、母島、向島の岩場に生育する。
     ・ 常緑低木。
     ・ 絶滅危惧種、父島では回復基調にあるらしい。
     ・ 上部の枝の葉腋から長さ4〜6cmになる総状花序を出し、多数の花をつける。
     ・ 花の色は、白色で内部が淡色。
     ・ 花冠は、長さ約8mm、幅約3mm、筒形で先端がやや狭まって浅く5裂し、裂片の先は鈍く、反曲する。
     ・ 花冠外面に短い軟毛がやや密に生える。雄蕊は10本ある。
     ・ 開花期:1月〜4月。
     ・ 樹高1m〜2mほど。
     ・ 葉は互生し、葉身は楕円形または広楕円形で、先端は鋭くとがり、縁はほぼ全縁。
     ・ 葉の大きさは長さ1.8〜4cm、幅1〜2.5cm。
     ・ 果実は径約6mmになる球形の液果で、10〜11月頃に黒色に熟す。
     ・ 名前の由来:シャシャンボは「小さな坊や」という意味で、花や実の姿をたとえたもの。
     ・ 用途:路地植え、鉢植え、食用(果実)、切り枝。
     ・ 花言葉:。
     ・ 誕生花:―。

    *本州自生のシャシャンボより花が大きい。

    *スノキ属は、スノキ亜属とツルコケモモ亜属(クランベリー)に分けられる。

    *スノキ亜属
      シャシャンボ節
        ギーマ、ムニンシャシャンボ、シャシャンボ
      ヤドリコケモモ節
        ヤドリコケモモ(オオバコケモモ)
      コケモモ節
        コケモモ
      ナツハゼ節
        ナツハゼ、ナガボナツハゼ、アラゲナツハゼ
      スノキ節
        オオバスノキ、スノキ、ウスノキ、カクミノスノキ、アクシバモドキ
      クロマメノキ節
        クロマメノキ
      クロウスゴ節
        クロウスゴ、マルバウスゴ、ヒメウスノキ
      イワツツジ節
        イワツツジ
    *ツルコケモモ亜属
      ツルコケモモ節
        ツルコケモモ、ヒメツルコケモモ
      アクシバ節
        アクシバ
    その他
     セイヨウスノキ(ビルベリー)、ブルーベリー、オオミツルコケモモ

 

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