撮影 2011年5月1日 近所の民家の庭撮影 2016年9月29日 つくば植物園

  ナナカマド (七竈) 

英名:Japanese Rowan   学名:Sorbus commixta バラ科 ナナカマド属

    ・ 原産地は日本、アジア東北部。
    ・ 落葉高木。
    ・ 北海道、本州、四国、九州の山地〜亜高山帯に分布する。
    ・ 直径1cmくらいの小さな花が多数集まり房状になって咲きます
    ・ 開花時期は5月〜6月。
    ・ 花の色は白。
    ・ 花後には5mmほどの小さな球形の果実を付け、秋になると熟して真っ赤に色づきます。
    ・ 果期(熟期): 9月〜11月。
    ・ 樹高:7m〜10mほど。
    ・ 葉は枝先に集まって着き、奇数羽状複葉(1回羽状複葉)で、互生(互い違いに付く)。
    ・ 小葉は4〜7対あり、縁には浅く鋭い重鋸歯がある。両面とも無毛。先は鋭尖頭になる。
    ・ 秋にはあざやかに紅葉する。
    ・ 用途:庭木、公園樹、街路樹。果実酒、備長炭の材料。
    ・ 名前の由来:次の3つの説があります。
     1)大変燃えにくく、7度竃(かまど)に入れても燃えない"ということから付けられたという説。
     2)7度焼くと良質の炭になることから付けられたとする説。
     3)食器にすると丈夫で壊れにくい事から"竃が7度駄目になるくらいの期間使用できるという説。
    ・ 花言葉:「慎重」「賢明」「用心」「私と一緒にいれば安心」「怠りない心」。
    ・ 1月27日、10月20日、10月27日、11月18日の誕生花。

    *花はニワトコに似ていますが、ニワトコは葉(小葉でなく、羽状複葉本体)が対生(向かい合って付く)。

 
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