撮影 2012年6月17日 前橋市撮影 2011年7月2日 守谷市さくらんぼ公園

  ナツツバキ(夏椿)  別名:シャラノキ、シャラ

英名:Japanese stuartia   学名:Stewartia pseudo-camellia Maxim. ツバキ科 ナツツバキ属

    ・ 原産地:原産地は日本から朝鮮半島南部にかけて。
    ・ 落葉広葉樹。
    ・ 日本では宮城県以西の本州、四国、九州に自生し、よく栽培もされる。
    ・ 花の大きさは直径5cm程度。
    ・ 開花時期は6月中旬〜7月初旬。
    ・ 花びらは5枚で白く雄しべの花糸が黄色い。
    ・ 花弁には皺があり、花の縁は小さな切れ込みがある。外側の1枚は緑色を帯びる。
    ・ 朝に開花し、夕方には落花する一日花である。
    ・ 樹高:5m〜10mほど。
    ・ 葉は楕円形で、長さ10cm程度。ツバキのように肉厚の光沢のある葉ではなく、秋には落葉する。
    ・ 樹皮はまだらにはがれ、橙色、茶色、灰色などが入り混じっています。
    ・ 名前の由来:夏にツバキのような花を咲かせることから。
    ・ 別名のシャラの由来は、インドの沙羅双樹(サラソウジュ)とナツツバキを日本人が間違えたことから。
     沙羅双樹→サラノキ→シャラノキ→シャラとなったようです。
    ・ 用途:庭木、公園樹、シンボルツリー。
    ・ 花言葉:「愛らしさ」
    ・ 6月16日の誕生花。

    *ナツツバキは樹皮がまだらにはがれ、カリンやサルスベリなどを想像する木肌です。
    *この木肌から「サルスベリ」という別名もあるそうです。(岡山県、広島県)
    *ナツツバキ属には他にヒメシャラ、ヒコサンヒメシャラ、トウゴクヒメシャラがあります。
     ・ヒメシャラの花の直径は2cmほど。ナツツバキは直径5cmほど。
     ・ヒメシャラの樹皮はシャラに比べて橙色。剥がれ方はナツツバキより細かく剥がれます。

     
ナツツバキ(シャラノキ)ヒメシャラ
 
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