撮影 2010年3月17日 道路脇

 
 ナズナ (なず菜) 別名:ペンペングサ

英名:Shepherd's purse 学名:Capsella bursa-pastoris    アブラナ科 ナズナ属

・ 1、2年草(越年草)。
・ 日本全国に分布し、田畑の雑草やあぜ道、道ばたや広場などに自生します。
・ 開花時期:3月〜5月。
・ 花の色は白。
・ 4枚の白い花弁(花びら)からなり、花の形は小さな十字形。
・ 花径は3mmほど。
・ 花を茎の下方から順に咲かせ、下の方で花が終わって実に
  なっても、先端部では次々とつぼみを付け、開花していくる無限花序です。
・ 花が終わると三角形の三味線の撥(ばち)に似た実をつけます。
・ 根生葉は、羽状に裂け、放射状に地面にへばりついて冬を越します。
・ 茎は直立して分枝し、茎の上部の葉は楕円で先端が尖ります。
・ 草丈は10cm〜40cm。
・ 名前の由来は、夏には無い(夏無)という意味から、ナズナになったとう説や、
  撫でたい程かわいい花という「撫菜(なでな)」から、ナズナになったという説があります。
・ 別名は、果実が平たい三角形をしていて、その形が三味線のバチに似ていることから、
  三味線ペンペンとなる音からペンペングサと名付けられました。
・ 花言葉:「すべてを捧げます」
・ 1月17日の誕生花。

*春の七草の一つ。

 春の七草
   名前        現在の名前
   せり        セリ
   なずな       ナズナ(ペンペングサ)
   ごぎょう      ハハコグサ
   はこべら      ハコベ
   ほとけのざ     コオニタビラコ
   すずな       カブ
   すずしろ      ダイコン

   注:上記「ほとけのざ」は現在のホトケノザとは別物です。



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