撮影 2018年8月24日 つくば植物園 |
エノコログサ (狗尾草) 別名:ネコジャラシ(猫じゃらし) 英名:green bristlegrass 学名:Setaria viridis イネ科 エノコログサ属 |
・ 全世界の温帯に分布する。日本でも全土の日当たりのよい畑地、荒地に分布する。 ・ 縄文時代前半まではなく、日本にはアワ作とともにアワの雑草として伝わったものと推測される。 ・ 粟(あわ)の原種。 ・ 茎頂に長さ4〜10cmほどの緑色円柱状の花穂をつける。 ・ 開花期:8〜11月。 ・ 葉は匍匐茎にも花茎にも多数ついており、最大20cm位、薄く、緑色でつやがない。 ・ 葉はイネ科としてはやや幅広く、細長い楕円形。互生。 ・ 草丈:40〜70cmほど。 ・ 名前の由来:花穂が、狗(犬)の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じたもの。 通称の「猫じゃらし」は、花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことから。 ・ 用途:近代以前の農村では、飢饉の際にカラスムギなどと共にこれを食用としたこともあった。 * 変種 ・ハマエノコロ:海岸に生えて花穂が短いものを変種。 ・ムラサキエノコロ:特に穂の剛毛が紫に染まる。 |
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