撮影 2018年9月7日 つくば植物園

オモダカ (面高、沢瀉) 別名:ハナグワイ、サンカクグサ、イモグサ 

英名:Arrowhead  学名:Sagittaria trifolia オモダカ科 オモダカ属

・ 原産地:日本を含む東アジアから東南アジア、西アジア。
・ 北海道〜沖縄の湖沼やため池、水路、水田などに生育する。
・ 水生植物、多年草。
・ 長い花茎を伸ばして3枚の花弁がある純白の花を輪生して咲かせます。
・ 3〜5輪生の総状または複総状円錐(えんすい)花序をつくり、一日花を開く。上方は雄花、下方は雌花。
・ 花の直径は1.5cm〜2cm。
・ 開花期:8月〜9月。
・ 葉は根元にまとまってつき、長い葉柄がある独特の矢じり形。
・ 草丈:30〜50cmほど。
・ 名前の由来:矢じり形をした葉身の形が人の顔に似ることに由来する。
・ 用途:まれに観賞用として水槽栽培。
・ 花言葉:「高潔」、「信頼」。
・ 6月5日、10月22日の誕生花。

* 種類(原種、園芸品種)ーNHK趣味の園芸 参照

 ・ホソバオモダカ:オモダカで特に葉が細い種類。

 ・オモダカの球根を食用に改良したものがクワイで、葉が幅広くて全体に大型です。

 ・アギナシはオモダカに似ていますがふつう葉が細く、虫眼鏡で先端を見ると丸くなっています。
  また葉柄がやや短く花茎が高く伸びているように見えます。
  最大の違いは走出枝を出さないことで、根元に大量のムカゴをつける点です。

 ・ウリカワは高さ10cmほどの小型種で、葉は細長く矢じり形をしていない点で簡単に見分けがつきます。

 ・ナガバオモダカ(ジャイアント・サジタリアは北米大陸に広く分布する種です。
  草丈10〜30cmほど、常緑で走出枝を伸ばしてふえていきます。

 ・タイリンオモダカはクワイのような葉と、花弁の基部が赤い5cmほどの大きな花を咲かせる
  南米から北アメリカ南東部まで分布する美麗種です。

 ・ヘラオモダカは細長いへらのような形の葉と、枝分かれする花茎を伸ばし、
  花弁の先に細かな刻みがある点で区別がつきます。

 ・マルバオモダカはスイレンを小型化したような円い葉をつけます。
  この仲間は繁殖力が強く、野外に捨てると侵略的な雑草になります。 

 
 
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