撮影 2020年3月19日 自宅

オンシジューム 別名:オンシジュウム、オンシジウム、スズメラン(雀蘭)、ムレスズメラン(群雀蘭)

英名:butterfly orchid、oncidium、dancing lady orchid、butterfly plant 学名:Oncidium ラン科 オンシジューム属

・ 原産地:中南米を中心に分布する。
・ 多年草。
・ 小さな黄色と茶色の花の細長い枝分かれした小枝が特徴。
・ 花径:1cm〜7cm。
・ 花色:種類によって、黄色、ピンク、橙色など。
・ 樹上につく着生植物だが、岩の上につくものや地上性の種もある。
・ 花茎はバルブの基部から出て、長い花茎を上ないし斜め上に伸ばし、多数の花を総状、円錐状につける。
・ 花は唇弁が大きく広がり、これが花の大部分を占める。
・ 萼と側花弁はほぼ同型で、唇弁より幅狭くて小さい。
・ 葉はバルブの先端から2枚程度つき、普通は革質。
・ 草丈:60cm〜80cm。
・ 用途:鉢植え、切花。
・ Oncidium はギリシア語の onkos(とげ、隆起)が語源、唇弁の基部に隆起があることから。 ・6月20日、10月9日の誕生花。
・花言葉は「印象的な瞳」、「遊び心」、「可憐」、「清楚」。
・ 開花期:夏から秋咲き種、冬から春咲き種。

* 原種としては
 ・オンシジウム・フレクスオスム Onc. flexuosum
 ・オンシジュム・バリコスム Onc. varicosum 
 ・オンシジュウム・オブリザタム (Onc. obryzatum )
   小さな花が多数つくことで評価が高い。
   コスタリカ、パナマ、コロンビアなどに分布する原種。
   1cmほどの黄色い花が群れるようにたくさん咲きます。 
 ・オンシジュウム・ケイロフォルム (Onc. cheirophorum) 
   コロンビア、パナマに分布する小型の原種。
   草丈20cmほどで、約1.5cmの黄色い花を咲かせます。
 ・オンシジュウム・オルニソリンクム (Onc. ornithorhynchum)、 
   小型でピンク花をつける。
 ・オンシジュウム・パピリオ 〔Onc. papilio〕
   コロンビア、ギアナ、ブラジルなどに分布する原種。
 ・スファケラツム〔Onc. sphacelatum〕
   メキシコ、エルサルバドルに分布する原種。
   花茎は細かく枝分かれして1-2mに達し、径3cmほどの花を多数咲かせます。
 ・スプレンディドゥム〔Onc. splendidum〕
   グアテマラ、ホンジュラスに分布する厚葉系の原種。

*主な属間交配種の名称
 ・オンシジュウム・アロハ・イワナガ〔Onc. Aloha Iwanaga〕
   丈夫で育てやすく、鉢花としてもひろく普及しています。
   鮮やかな黄色い花色が人目を惹きます。
 ・オンシジュウム・ククー〔Onc. Kukoo〕
   草丈10cmほどの小型種で、花は黄色の単色です。 

*近縁属との間での属間交配も行われている。(人工属)
 ・アリセラ(Alicera):ブラッシア×ミルトニア×オンシジウム
 ・ブラシディウム(Brassidium):ブラッシア×オンシジウム
 ・コルマナラ(Colmanara):ミルトニア×オドントグロッサム×オンシジウム
 ・ホウエアラ(Howeara ):Leochilus ×オンシジウム×Rodorigezia
 ・イオノシジウム(Ionocidium):イオノプシス×オンシジウム
 ・マクレランアラ(Maclellanara ):ブラッシア×オドントグロッサム×オンシジウム
 ・ミルトニジウム(Miltonidium):ミルトニア×オンシジウム
 ・オドントシジウム(Odontocidium):オドントグロッサム×オンシジウム
 ・オディンシジウム(Odyncidium):オドントグロッサム×オンシジウム×Rhynchostele
 ・ウィルソナラ(Wilsonara):Cochlioda×オドントグロッサム×オンシジウム


ラン科の植物


 
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