撮影 2013年6月7日 つくば植物園

  セイヨウボダイジュ  別名:セイヨウシナノキ、リンデンバウム

英名:common lime, European linden  学名:Tilia europaea   アオイ科(旧シナノキ科) シナノキ属

 ・ 原産地:ヨーロッパ中央部〜南部。
 ・ 落葉高木。
 ・ 6〜7月頃、枝先の葉腋から集散花序を下垂し、横白色の小花を多数つける。
 ・ 花には緑色の苞葉がつく。花には強い芳香がある。
 ・ 花の色:淡黄色。
 ・ 葉は互生し、円状卵形で、長さ6〜10cm、先は短くとがり、縁(へり)に鋸歯(きょし)がある。
 ・ 表面には毛はなく、裏面は葉腋(ようえき)に毛があるほかは無毛。
 ・ 花後には1cm程度の球形の堅果がつく。
 ・ 樹高:20m〜40m。
 ・ 名前の由来:属名は、ptilon(=翼)に由来している。花序にある翼状の苞葉があることから。
 ・ 種小名は「広葉の」の意。。
 ・ 用途:公園、街路樹、シンボルツリー。用材、繊維材・縄(樹皮)、薬用、ハーブティー。
 ・ 花言葉:夫婦愛。

 * セイヨウボダイジュはヨーロッパに自生するナツボダイジュとフユボダイジュの雑種といわれます。

 * シューベルトの「リンデンバウム」は、セイヨウボダイジュのこと。

 * セイヨウボダイジュに似ている木
  ・シナノキ: 西洋菩提樹よりも葉は小さく光沢がある。
  ・インドボダイジュ:インドや東南アジアの熱帯を原産とするクワ科の常緑樹。
   釈迦がこの木の下で悟りを開いたとされる。
   セイヨウボダイジュとは名前が似ているが別種である。
  ・ボダイジュ:中国原産のボダイジュ。セイヨウボダイジュの近似種。

 
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