撮影 2012年7月20日 つくば植物園
 

セイヨウニンジンボク (西洋人参木)  別名: 

  英名:chaste tree  学名:Vitex agnus-castus   シソ(旧クマツヅラ)科 ハマゴウ属

       ・ 原産地は南ヨーロッパ、ニシアジア。日本には明治中期に渡来。
       ・ 耐寒性落葉低木。
       ・ 枝の先端にやや紫がかった青い小花を穂状に咲かせる。
       ・ 花はシソ科特有の唇形で、下唇は3裂しその中央の裂片が大きい。
       ・ 花の色:薄紫色。
       ・ 花序の長さは15cmほど。
       ・ 開花期:7月〜9月。
       ・ 葉は掌状複葉(複数の葉がくっついて一枚の手のひら状の葉)で5-7個の小葉からなる。
        上面は暗緑色で、下面は灰白色の細毛が密生する。
       ・ 葉の付き方は対生。
       ・ 樹高:2m〜3m。
       ・ 名前の由来は、葉の形がチョウセンニンジンに似るが西洋原産であり、木であることから、
                  西洋の朝鮮人参に似た木、木をボクと読んで付けられたもの。
       ・ 用途:庭植え、鉢植え。葉や果実にはほのかな香りがあります。
       ・ 花言葉:「思慕」、「純愛」、「才能」
       ・ 7月22日の誕生花

       *似た花に、同科同属で中国原産のニンジンボク(人参木.)があります。
         両者の違いは、葉縁に鋸歯があるかないか、小葉の数で見分けます。
         チョウセンニンジンボクの葉は全縁(鋸歯が無い)で小葉は5〜7枚、
         ニンジンボクの葉には大きな鋸歯があり小葉は3〜5枚です。

              
 
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