撮影 2018年3月30日 つくば植物園 |
セキショウ (石菖) 別名:アコルス、イシアヤメ(石菖蒲)、ネガラミ(根絡) 英名:Japanese sweet flag, Dwarf sedge, Japanese rush 学名:Acorus gramineus ショウブ科(旧サトイモ科) ショウブ属 |
・ 原産地:日本(本州〜九州)、東アジア。 ・ 川の岸辺などの水辺や湿地の日陰に自生しています。 ・ 葉は根茎の先端から2列(対生)に十数個放射状に生やす。 ・ 葉は、幅5〜10mm、長さ20〜60cmの剣状で光沢があり濃緑色、厚みがある。 ・ 花は淡黄色の穂のような中心の周りに花をまきつけて咲かせる肉穂花序で、長さ7〜11cm、径4〜8mm。 ・ 肉穂花序は狭円柱形、表面に小花を密生し、下方から順次開花する。 ・ 小花は両性花で小さく、径約2mm。花被片6個。 ・花期:4月〜6月。 ・ 用途:日本庭園やアクアリウムなどで栽培。生薬(根:神経痛、痛風、物忘れ、鎮静、健胃、腹痛、婦人病)。 ・ 花言葉:美しくないからか花言葉は付けられていません。 ・ 名前の由来 学名のAcorus(アコラス)は「a(否定)」と、「coros(装飾)」という意味のギリシャ語が由来で、 花が美しくないことから。 和名のセキショウ(石菖)は、根が砂や岩に付着している姿が、石を抱いているように見えることから、 「石を抱く菖蒲」という意味から。 * 似た名前の植物にニワゼキショウ(庭石菖)がありますが、これはアヤメ科で、セキショウとは別種です。 |
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