撮影 2010年5月14日 向島百花園
 
シャクヤク(芍薬)

  学名:Paeonia lactiflora ボタン科 ボタン属

        ・ 原産地:アジア大陸北東部(中国北部から朝鮮半島)。
        ・ 平安時代以前に渡来し、江戸時代には品種改良が行われた。
        ・ 多年草(耐寒性宿根草)。
        ・ 花期は5月。 ボタンが咲き終わった頃に咲き始めます。
        ・ 花の色:赤、ピンク、白、黄、複色など。ボタンに似た花。
        ・ 葉は複葉。
        ・ 名前の由来:しとやかで美しい意の「綽約(しゃくやく)」からきたとの説もあります。
        ・ 花言葉:「生まれながらの素質」、「つつましやか」、「恥じらい」
        ・ 5月8日の誕生花

        *シャクヤクとボタンの違い
        ・ 幹
         ボタンは木で冬も枝が残るのに対し、シャクヤクのほうは草で
         冬は地上部が枯れ、地中の根や芽で冬越しする。
        ・ 花の付き方
         ボタンは枝の先に花が咲いていますが、
         シャクヤクは地際から茎が伸びて枝分かれせずに花が付きます。
        ・ 花びら
         ボタンの花びらは柔らかく、シャクヤクは多少はりがあります。

        * 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
         “シャクヤクのように風情があり、牡丹のように華麗で、
         百合のように清楚”
         という、女性の美しさを形容する表現があります。

        
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