・ 原産：日本、朝鮮半島、中国。常緑多年草

・ 北海道・本州・四国・九州 の乾きぎみの雑木林に花を咲かせる。

・ 花期は３月〜４月。

・ 外側の３枚の花びらは、がく片で、頭部のがく片の下に、２枚の花びらが寄り添っています。

　 この２枚が側花弁です。側花弁の下に、舌を長く伸ばしたようなのが唇弁です。

・ 花は淡黄緑色で、径３ｃｍ〜５ｃｍ。唇弁は白色に濃い紫色の斑点が入る。

・ 最近は、土壌の変化や乱獲で減ってきているそうです。

・ 葉は、ヤブラン（ユリ科）に似て地面から細葉ですっと伸びています。

・ 草丈：１０ｃｍ〜３０ｃｍ。

・ 名称の由来は春蘭で、春に咲くことから。

・ 別名の「ジジババ」は、花びらを取ってしまうと腰の曲がった爺さん婆さんのような形になることから。

・ 「ホクロ」は唇弁に紫色の斑点があるので、それを体のホクロにみたてたもの。
　　　　　
・ 花言葉：「気品」、「清純」、「ひかえめな美」。

・ ３月２６日の誕生花。