撮影 2012年6月8日 つくば植物園撮影 2011年10月28日 つくば植物園
 

ソヨゴ (冬青)  別名:ふくらし

学名:Ilex pedunculosa  モチノキ科 モチノキ属

        ・ 原産:日本、中国、台湾。常緑広葉の中高木。
        ・ 日本の本州中部(新潟県と宮城県以南)、四国、九州に分布する。
        ・ 花期は5月〜6月
        ・ 花径は4mm〜5mm。
        ・ 雌花は葉腋に一個、雄花は数個まとまって咲きます。
        ・ 雌花の花弁は長さ2mmほどで、5枚〜6枚であり、中心部に大きなめしべがあり、その周辺に小さな(退化した?)おしべがある。
        ・ 雄花の花柄は枝分かれし、3〜8個の花を付ける。花弁は長さ1.5mmほどで、花弁の数は3〜4枚であり、3〜4本のおしべがある。
        ・ 葉の長さ4〜8cmで1〜2cmと長めの葉柄がある。
        ・ 葉身は卵状楕円形、やや革質、光沢がる。表面は深緑で滑らか、裏面はやや薄い色。
         縁は滑らか(全縁)だが波打つのが特徴。先端は短く尖る。
        ・ 果実は直径8mmほどで、5cm〜6cmの柄がありぶら下がります。
        ・ 果期: 10月ごろ赤く熟す。柄が長く垂れ下がっているのが特徴。
        ・ 名前の由来:ソヨゴは葉柄が長く、風に吹かれて葉がそよぐことから。
        ・ 用途:公園木や庭木として植栽されている。ソロバンの珠、染料など。
        ・ 花言葉:先見の明。
        ・ 12月25日の誕生花。。

        *モチノキ属のものは多くは短い柄を持つ果実を密集してつける(ソヨゴ、クロソヨゴを除き)。
        *ソヨゴは根の張りがとても浅く、台風などでの倒木には注意が必要です。

      モチノキ属の主な種
    [日本の種] 
     シイモチ  
     ナナミノキ
     イヌツゲ
     ツクシイヌツゲ 
     ハイイヌツゲ
     オオバイヌツゲ 
     アマミヒイラギモチ 
     フウリンウメモドキ 
     オクノフウリンウメモドキ
     ツゲモチ 
     モチノキ 
     タラヨウ 
     ヒメモチ 
     リュウキュウモチ 
     ヒロハタマミズキ 
     アオハダ
     ムニンイヌツゲ 
     ナガバイヌツゲ
     ムッチャガラ - 別名が「シマイヌツゲ」 
     シマモチ
     タマミズキ 
     ミヤマウメモドキ
     ソヨゴ
     クロガネモチ
     ツルツゲ
     エゾツルツゲ
     ホソバツルツゲ
     ウメモドキ
     クロソヨゴ
     アカミノイヌツゲ
     オオシイバモチ
     ナリヒラモチ -モチノキとシイモチの雑種 
     オオツルツゲ -ヒメモチとツルツゲの雑種 
    [その他] 
     セイヨウヒイラギ - 観賞用に栽培されクリスマスに飾る。ホーリー。(日本のヒイラギはモクセイ科)。 
     ヤバネヒイラギモチ
     イェルバ・マテ - マテ茶の原料である。 

           

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