杉の葉 | ヒノキ(檜)の葉 |
杉の樹皮 | ヒノキ(檜)の樹皮 |
撮影 2013年3月13日 スギの花 | >撮影 2013年3月18日 ヒノキの花 |
左:杉、右:ヒノキ(檜) |
スギとヒノキ (杉と檜) |
科属:スギ科スギ属 ヒノキ:ヒノキ科ヒノキ属 学名:スギ Cryptomeria japonica ヒノキ Chamaecyparis obtusa Sieb. & Zucc. 英名:スギ Japanese cedar ヒノキ Hinoki cypress, Japanese cypress 花期:スギ 3月〜5月。 ヒノキ 4月〜5月。 スギの花粉は目がかゆく、鼻がグシュグシュなる花粉症の元凶ですね。 スギとヒノキ外見上の見分け方 スギ:葉っぱは細長く尖っている。 幹はヒノキと比べ、縦の脈(筋)の幅が狭い。 ヒノキ: 葉っぱは平ぺったくて尖っていない。 幹はスギと比べ縦の脈(筋)の幅が広く、ぺらぺらと皮がめくれてる事が多い。 スギとヒノキ環境の違い 杉の特徴は、 真っ直ぐ育つ、早く育つので木目がやや粗い、狂いや割れが少ない、 柔らかく加工がしやすい、強度が弱いほうの木、木目がややはっきりしていて美しい、 香りがやさしい、さわった感触が暖かみがある、価格が安い、日本国産、量が豊富 比較的水分を好み、沢の際に生えていることが多い。 「檜」の特徴 日本古来から木造建築物に使われてきた、日本国産で量も豊富、手に入りやすい、 杉よりも生長に時間がかかる。 香りがとてもやさしい、加工がしやすい、狂いが少ない、耐久性がやや高い、 強度がやや高い、 あまり水分を好まない。 用途 スギもヒノキも代表的な建築材です。 杉は構造材よりも目に見えて肌に触れる内装材に適している。 水に強いヒノキは土台や大引き、根太といった床下部分や、水周りなど、 家の強度や耐久性を左右する構造材に適している。 スギとヒノキ木材での見分け方 スギの辺材は白く、心材は赤〜黒味がかり、辺材と心材の色の明暗が明らかです。 ヒノキの辺材(外周部分)は白く黄色味をおび、心材はピンク色をしています。 木目がやさしい、色が白っぽく透き通るよう、 *日本の家屋の建築材として欠かせなかったスギもヒノキも外国からの成長の早い 安い木材に取って代わられています。 *需要の少なくなったスギやヒノキの価格の低下から、林業は採算が合わなくなり、 衰退してしまいました。 *スギやヒノキの特徴を生かして建てる堅固な日本住宅も、建築業の技術者も減り、 少なくなり、ますます、古来の伝統的で堅固な建物の減少に拍車がかかっています。 *日本での林業の衰退が地球環境にも影響して問題になっていますね。 |
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