トウジュロトウジュロの花(ワ)シュロ
撮影 2017年11月1日撮影 2017年5月18日 つくば植物園撮影 2016年9月29日 つくば植物園
 

トウジュロ (唐棕櫚、唐棕梠、唐椶櫚)  別名:

英名:   学名::Trachycarpus wagnerianus Becc.ヤシ科 シュロ属

・ 原産地:中国。
・ 常緑小高木。
・ 雌雄異株。
・ 幹は円柱形で、分岐せずに垂直に伸びる。
・ 幹の先端に扇状に葉柄を広げて数十枚の深く裂けた葉をつける。
・ 葉身の長さは50〜80cmで掌状に切れ込む.ふちは全縁。
・ この部分の下端から下に30〜50cmにわたって幹を暗褐色の繊維質が包んでおり、これをシュロ皮という。
・ 雌株は葉の間から花枝を伸ばし、小さな粒状のクリーム色の花を非常に密集して咲かせる。
・ 開花期は5月〜6月。
・ 果実は、直径1cmくらいで、11月〜12月に黒青色に熟す。
・ 樹高は5mくらいになる。
・ 名前の由来は、属名のトラキカルプスはトラキス(でこぼこ)とカルポス(果実)からなり、果実の形にちなみます。
・ 用途:庭園樹,トウジュロは葉が下垂しないことから、ワジュロよりも庭木としてよく利用される。
・ 花言葉:(シュロ全般)「勝利」「不変の友情」「祝賀」「戦勝」「優勝の意」
・ 10月5日、12月15日の誕生花

* 種類。
  シュロ(ワジュロ):葉の先端は垂下る。
  トウジュロ(上部写真右):ワジュロよりも樹高・葉面が小さく、組織が固い。そのため葉の先端が下垂しないのが特徴。
  アイジュロ:ワジュロとトウジュロの間には雑種。

* ワシュロは、耐寒性に富んでいるので、関東地方でも栽培されている。

 
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