撮影 2012年6月29日 つくば植物園撮影 2019年11月14日 つくば植物園

ツルバギア・フラグランス 別名:スイートガーリック

英名:sweet garlic  学名:Tulbaghia fragrans  ユリ科 ツルバキア属

・ 南アフリカ原産。春植え球根(多年草扱い)。
・ 常緑。
・ 葉の付け根から花茎を長く伸ばし、先に多数の星型の花を付けます。
・ 花の大きさ:1cmほど。
・ 花の色は紅紫。
・ 花期:11月〜翌年5月ごろ。
・ 葉は細長くやや肉厚で30cmほどの長さ。
・ 草丈は40cm〜50cmほど。
・ 全体的にアガパンサスを小さくした感じの花です。
・ 名前の由来:フラグランスは名前のとおり花からよい香りがします。
・ 属名の Tulbaghia(ツルバギア)は、南アフリカがオランダの植民地だった頃、
 1771年に亡くなった喜望峰のオランダ人総督、Ryk Tulbagh(ツルバク)の名前に因んだもの。
  南アフリカの小さな町の名前にもなっている。
・ 用途:花壇、鉢植え、切花。
・ 花言葉 「小さな背信」、「落ち着きある魅力」、「残り香」。
・ 1月30日の誕生花。

(注)花期は種類により異なります。

*ツルバギアには2種類あります。
 1.フラグランス種(上記)
   花期は11月〜翌年5月。
   花に芳香がある。
 2.ビオラセア種
   別名:ソサイアティガーリック。英名:Society garlic、Pink Agapanthus
   花期が4月から10月。
   茎や葉にニンニク臭がある。
   花の色:ピンク、紫、白。

*fragransとviolaceaの見分け方は、fragransのほうが葉の幅が広いことがよい手 がかりになると思います。

次の写真はつくば植物園で撮影したものです。
「ツルバギア・フラグランス」の隣に咲いていて、ネームプレートには
「ツルバギアの一種」と表示されています。
これが「ツルバギア・ビオラセア」かどうか確認したところ、別種だそうです。
アフリカ東部で採集されたものですが、種名は不明とのことです。
(左奥に写っているのはツルバギア・フラグランス」の葉です)


*フラグランスは英語で "fragrance" 「芳香」の意味。学名の"fragrans"はラテン語。


 
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