撮影:2015年4月3日 つくば植物園

ワサビ (山葵) 別名:

英名:Wasabi, Japanese horseradish  学名:Wasabia japonica   アブラナ科 ワサビ属

・ 原産地:日本固有種。
・ 多年草です。
・ 北海道から九州まで自生している。
・ 山間の渓流などにほぼ野生と同じ状態で栽培。
・ 花期 4月〜5月。
・ 花の色は、白。
・ 太い円柱状の根茎を作り、そこから数本の茎を伸ばします。
・ 茎には、直径8〜10cmほどの大きさをしたハート型の葉っぱをつけます。
・ 草丈:30〜40cmほど。
・ 名前の由来:
  (1)「悪障疼(わるさわりひびく)」という言葉の略であるというものがあります。
    この意味は、わさびの特徴である「鼻につんとくる辛さ」を表現した
   「鼻迫(はなせめ)」が転じたとのことですが、この転じ方はこじつけかもしれません。
 (2)「わさ」が鼻を走る辛さを表現し、走るを意味する古語である「わしる」に関連づけて、
   「び」は「実(み)が転じたものであるといって説もあるようです。
 (3) わさびの葉っぱが「葵」に似ていることから「早葵(わさあふひ)が転じたものとする説もある。

・ 利用法:香辛料。
・ 花言葉:「目覚め」「うれし涙」。
・ 5月26日の誕生花。

*アブラナ科セイヨウワサビ属:セイヨウワサビ(ホースラディッシュ、ワサビダイコン、(蝦夷)山ワサビなど)
 は東欧原産の近縁種です。

*英語ではトウガラシ・カラシ・コショウ等の辛さは"hot"というが、ワサビの辛さは"cold"と表現される。

      
 

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