撮影 2019年5月8日 つくば植物園font>

ヤクシマスミレ (屋久島菫) 別名: 英名: 学名:Viola iwagawai スミレ科 スミレ属

・ 原産地:屋久島、琉球(奄美大島、徳之島、沖縄島)。
・ 山地の湿地、渓流の岩上に生える。
・ 多年草。
・ 花柄は糸状で細く、高さは2〜4cm。
・ 花径は1〜2cmほど。
・ 花弁は白色で唇弁と側弁に紫色の筋が入る。
・ 花の後ろに付いている距が他のスミレに比較して短い(1mmほど)。
・ 唇弁が他の弁よりも特別短いのも特徴の一つ。
・ 開花期は5月〜7月。
・ 葉身は三角形から広三角形または菱形で、長さ0.5〜1.5cm、幅4〜1cm。
・ 葉の縁は、先の円い鋸歯が3〜5個ある。表面は、濃緑色で葉脈沿いにやや毛があり、裏面は淡緑色で無毛である。
・ 草丈:5cm〜20cm。
・ 用途:自生、庭植え、鉢植え。
・ 名前の由来:屋久島に生えている。
・ 誕生花 :―。
・ 花言葉:ー。


* 白い花を咲かせるスミレには、他にも、リュウキュウシロスミレやシロスミレがある。

 a ヤクシマスミレは写真のように、葉が非常に小さい、花は直径1cm前後でほかの花弁に比べ唇弁が小さい.
   小さな三角形の葉はびっしりかたまって群生していることから、リュウキュウシロスミレやシロスミレと識別できる。
 b アリアケスミレとヤクシマスミレやリュウキュウシロスミレとは、分布域で区別できる。
 c アリアケスミレとシロスミレの識別法:
  ・アリアケスミレに比べてシロスミレは、葉数が少なく、また葉柄より葉身が短い。
  ・また、シロスミレは本州では高地に見られ、平地に出現しないため、混同することは少ない。

* ビオラパンジーも、スミレ科スミレ属の仲間です。



 

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