撮影 2014年5月10日 つくば植物園

ヤマツツジ (山躑躅) 別名:

 英名:  学名:Rhododendron kaempferi  ツツジ科 ツツジ属

 ・ 原産は日本(北海道南部、本州、四国、九州)。半落葉低木。
 ・ 分布:低山地の疎林内、林縁、日当たりのよい尾根筋、草原などに生育する。
 ・ 日本の野生ツツジの代表種で、日本の野生ツツジでは分布域がもっとも広い。ツツジの仲間では最も背丈が高くなる。
 ・ 枝先の1個の花芽に花1〜3個つける。
 ・ 花冠の筒はやや大きい。径3〜4cmの漏斗で5中裂する。
 ・ 花冠の上側内面に濃色の斑点があり、内面に短毛が散生する。
 ・ 花の色は朱色。まれに紅紫色、白色がある。
 ・ 花期は4月〜6月。
 ・ 葉は互生し、春葉と夏葉の別があり、春葉は春に出て秋に落葉し、夏葉は夏から秋に出て一部は越冬する。
  春葉は枝先に5枚並ぶ。長さ25cm、幅0.7〜3cmになり、卵形、楕円形、長楕円形など変化が多い。
  夏葉は春葉より小さく、長さ1〜2cm、幅0.4〜1cm。倒披針形、倒披針状長楕円形。
 ・ 果実は?果で長さ6〜8mmの長卵形で、8〜10月に熟し裂開する。
 ・ 樹高:1m〜6m。
 ・ 用途:路地植え、鉢植え。
 ・ 名前の由来:山野で一般的に見られるツツジである事から、ヤマツツジと呼ばれる。
 ・ 花言葉:「燃える思い 」
 ・ 4月22日の誕生花

 * 特徴
  コバノミツバツツジ
   ・花は淡い紅色。
   ・花が開花した後に、葉が茂る。
   ・おしべは10本。(長5本、短5本)
   ・葉は3枚が輪生する。(稀に互生する)
   ・葉の裏にはハッキリと網目模様が見られる。

  オンツツジ
   ・花は濃い紅色。
   ・おしべは10本。(多少の長短が見られる程度)
   ・葉は3枚が輪生する。

  モチツツジ
   ・花は紅紫色。
   ・おしべは5本(稀に6〜10本)
   ・ガクには腺毛が密生し、べたつく。
   ・葉は互生。
   ・若い葉はべたつく。

  ヤマツツジ
   ・花は朱色。
   ・おしべは5本。
   ・葉は互生。(稀に三つ葉状になる)

  オオヤマツツジとヤマツツジの見分け方
   オオヤマツツジでは開花の後で葉が展葉する。
   オオヤマツツジは花や葉がヤマツツジよりもやや大きい。
   ヤマツツジはオシベは5個、オオヤマツツジではオシベは10個ほどあります。

 * ツツジ各種


 
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