撮影 2011年9月30日 つくば植物園撮影 2010年11月16日 守谷市役所


撮影 2010年11月2日 つくば植物園 撮影 2010年1月16日 つくば植物園

アメリカフウ(アメリカ楓) 別名:モミジバフウ(紅葉楓)

英名: American Sweetgum  学名: Liquidambar styraciflua  マンサク科 フウ属

・ 原産地は北アメリカ中南部〜中央アメリカ。日本へは、大正時代に渡来した。
・ 落葉高木(20mほどになります)。
・ 花期は4月頃。雄の花序は長さ5〜8cm、雌の花序は球形で垂れ下がる。
・ 花の色は緑色。
・ 雌雄同株(しゆうどうしゅ)で、雄花と雌花が別々に頭状花序をつける。
・ 葉は掌状で光沢があり、秋に橙色から赤に紅葉する。
・ 葉の長さは12〜18cmで5〜7裂する。
・ 葉身は長さ14cm〜22cm、幅9cm〜15cmほど。
  ふちには不揃いの細かい鋸歯があります。
・ 葉は互生。(カエデは対生)。
・ 葉柄は長さ4cm〜12cmです。
・ 紅葉期:10月〜11月。
・ 葉の色が黄色く染まって、それから赤に変わります。
・ 樹皮は褐色を帯びて、若枝にはコルク質の翼(よく)がある。
・ 果実は直径3cm〜4cmの球形で褐色です。
・ 果期は10月〜12月。果実は集合果。
・ 名前の由来:フウ(タイワンフウ)に対し、アメリカ原産であることから。
  別名のモミジバフウは葉の形や紅葉することがモミジの葉に似ていることから。
・ 用途:街路樹、公園樹。実は金色や銀色に塗り、クリスマス・リースに使われている。

  注:リース(wreath) 「花冠、花輪」、「(煙などの)輪、渦巻き」

*フウ属にはフウ(別名:タイワンフウ)とアメリカフウ(別名:モミジバフウ)があります。

*フウとアメリカフウの見分け方
 ・アメリカフウは、葉が5〜7裂、 フウは、葉が3裂。
 ・アメリカフウの枝には翼(よく)があるが、フウには翼がない。
 ・樹皮の感じも両者で異なる。

タイワンフウアメリカフウ


*フウやアメリカフウとカエデの見分け方。
  フウは「楓」と書かれ、また、葉の形もカエデの仲間と似ていてカエデ科と混同されやすいが、
 ・カエデ科は翼果をつけるのに対し、フウ属の雌の花序は球形で垂れ下がる。
 ・カエデは葉が必ず対生しているがフウ属は葉が互生している。

マンサク科の植物

 
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