撮影 2015年4月3日 つくば植物園

  チングルマ (珍車、稚児車) 別名:

英名:Aleutian avens  学名:Geum pentapetalum   バラ科 ダイコンソウ属(チングルマ属)

 ・ 原産地:日本。
 ・ 常緑小低木。
 ・ 北海道、本州中部以北の高山草原や湿原に群生する。
 ・ 花茎の先に白い花を一つ咲かせる。多数の黄色い雌しべと雄しべがある。
 ・ 花の直径は2.5〜3cmほど。
 ・ 花弁は5枚。
 ・ 花期は自生地では6月から8月までですが、つくば植物園の屋外で4月の初めに撮影しました。
 ・ 花後、花柱は伸びて放射状に広がるタネになります。
 ・ 名前の由来:この実の形が子供の風車に見えたことから、稚児車(ちごくるま)から転じて付けられたとされています。
 ・ 茎は細く、よく分枝して地をはい、密に葉をつける。
 ・ 葉は羽状をした奇数の複葉で、小葉7枚で1組になる。 互い違いに生える。
 ・ 小葉は光沢のある楕円形で長い柄があり、周りには鋭いぎざぎざの鋸歯がある。上面は深緑色で光沢がある。
 ・ 見た目は草ですが、「落葉小低木」と木に分類されています。
 ・ 樹高10〜15cmほど。枝は地面を這い、群落を作る。
 ・ 花言葉:「可憐」

 * 花はイチリンソウやニリンソウを連想させます。
 * ダイコンソウ属には、ダイコンソウ、オオダイコンソウがありますが、これらは草本です。

 
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