撮影 2013年8月2日 つくば植物園 撮影 2017年7月12日 つくば植物園

  オオダイコンソウ(大大根草)  別名:

英名: 学名:Geum aleppicum   バラ科 ダイコンソウ属

・ 原産地::北海道から本州の中部地方 ユーラシア大陸や北アメリカ大陸に広く分布。
・ 多年草。
・ 低地や山地の草原に生育する。
・ 花期は7月〜9月。
・ 茎は直立し、上方は枝分かれする。
・ 花はまばらで、茎の先に一つずつ5弁の花をつける。
・ 花の色:黄色。
・ 花の直径:約1.5cm〜2cm。
・ 根際から生える葉は奇数羽状複葉(注)である。 先につく小葉は大きくて、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
・ 左右に並ぶ小葉は3対から4対である。 茎につく葉は3出複葉(注)である。
・ ダイコンソウに比べると、小葉の先端が尖っている。
・ 花の後に出来るさく果の集合果は楕円形である。 ダイコンソウのほうは球形である。
・ 草丈:60cm〜1mほど。
・ 名前の由来:近縁種のダイコンソウに似ていて大形であるところからきている。
・ さく果の先端はダイコンソウと同じくかぎ状になっていて、人や動物にくっつき遠くに運ばれる「ひっつきむし」です。

* 奇数羽状複葉 :鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される。
* 3出複葉 :1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形。
* さく果 : 熟すると下部が裂け、種子が散布される果実。

* ひっつきむし(くっつきむし):ダイコンソウ、オオダイコンソウ、キンミズヒキヌスビトハギヒキノカサ
  キツネノボタン(コンペイトウグサ)、ノブキ(果実の粘着性の腺毛でくっつく)、チヂミザサ、イノコヅチ、ガンクビソウ

 
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