撮影 2009年5月22日 つくば植物園 撮影 2010年8月17日 つくば植物園
 
チョウセンニワフジ (朝鮮庭藤)

学名:Indigofera kirilowii Maxim. ex Palib.  マメ科 コマツナギ属

・ 原産地:日本、朝鮮半島、中国。
・ 日本では、九州の大分、熊本、長崎にに分布する落葉小低木。
・ 主に岩石地に自生する。
・ 葉腋に花を密につけ総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を形成します。
・ 花序の長さは4mmほど。
・ 花の色は、淡い紅紫色。
・ 花期は6月〜8月。
・ 葉は奇数羽状複葉(注)で互生。
・ 小葉は卵形または楕円形で9-13対。
・ 葉の縁はぎざぎざのない全縁で、全体に軟毛が散生しています。
・ 樹高:30cm〜1mほど。
・ 名前の由来:朝鮮に多く自生が見られることから。
・ 用途:庭植え、染料。

(注)奇数羽状複葉
  左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が
  ついた状態。

*主なコマツナギ属
 コマツナギ、ニワフジ、チョウセンニワフジ、インドアイ、タイワンコマツナギ

*コマツナギとの違い
  コマツナギは花穂を上向きにつけて花が咲き上るが、
  チョウセンニワフジの花序は横向きで花は下向きにつく。

*ニワフジとの違い
  葉や花はニワフジよりやや小型。

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