撮影 2017年11月15日 つくば植物園

クリビア・ノビリス   別名:クンシラン(君子蘭)

英名:Bush lily  学名:Clivia nobilis  ヒガンバナ科 クンシラン属

 ・ 南アフリカ原産。日本には明治時代に渡来した。
 ・ 常緑半耐寒性多年草
 ・ 花は茎頂部に40個ほどかたまって咲かせます。
 ・ 花を下向きに咲かせます。
 ・ 花径:1.5cmほど。花の長さは、5〜8cm。
 ・ 花の色は赤。
 ・ 葉はの先端に凹みが見られ、加えて縁には細かい鋸歯が見られる。
 ・ 葉長:60〜100cm。
 ・ 草丈:30cm〜60cm。
 ・ 名前の由来:小種名ノビルス(英語のnoble)は「高貴な」の意。ここから「クンシ(君子)」と名付けた。
 ・ 属名は19世紀初期の女流詩人クリビア公爵夫人の名に因んでいる。
 ・ 種小名「ノビリス」は「高貴な」の意。
 ・ 用途:鉢植え。
 ・ 花言葉:「貴い」
 ・ 誕生花:−。

 *クンシラン属の主な種
  ・クリビア・カウレッセンス(Clivia caulescens)
   晩春から初夏にかけて、花が下を向いて咲く。
   花は細長いベル型で、花茎の先端にたくさん咲かせる。
   葉が落ちた後に茎が伸びてくる。
   花の先端が薄い緑色になる。

  ・クリビア・ガーデニー (Clivia gardenii)
   秋から冬にかけて、花が下を向いて咲く。
   花は細長いベル型で、花茎の先端に複数咲かせる。
   花の先端が薄い緑色になる。

  ・クリビア・ミニアタ (Clivia miniata) 日本でクンシランとして流通しているウケザキクンシラン。
   開花期は4〜5月。
   花は上を向いて咲く。
   花の色は朱色。薄黄や白色、桃色もあります。
   葉の先端は丸味を帯びていて、縁に鋸歯はない。

  ・クリビア・ミラビリス(Clivia mirabilis)
   花が下を向いて咲く。    花はとても細長いベル型で、花茎の先端に複数咲かせる。
   蕾の時は緑色であるが、開花すると赤色から赤紫色に変化していく。
   葉の中央に白い筋が入っている。

  ・クリビア・ノビリス(Clivia nobilis) 本来のクンシラン
   花が下を向いて咲く。
   花は細長いベル型であるが、ふくらみがない。
   花茎の先端にたくさん咲かせる。
   花の先端が緑色になる。
   春以外にも花を咲かせる。
   葉の先端に凹みが見られ加えて縁には細かい鋸歯が見られる。

  ・クリビア・ロブスタ Clivia robusta
   花が下を向いて咲く。
   クリビア・ガーデニーに似ているが、葉の幅が広く、長い。
   花の先端が少しだけ、薄い緑色になる。
   雄しべは花の中に隠れている。


 

趣味の花図鑑トップページ          いきいき自己実現

アクセスカウンター