撮影 2015年5月15日 つくば植物園

 
エゾウスユキソウ (蝦夷薄雪草) 別名:レブンウスユキソウ (礼文薄雪草)

英名:ー   学名:Leontopodium discolor  キク科 ウスユキソウ属

・ 多年草。
・ 北海道の大雪山系、礼文島、釧路、網走 サハリン。山地の岩場や海岸に近い草地。
・ 絶滅危惧植物。
・ 開花時期:現地では、6月〜8月。つくば植物園では5月初旬〜6月中旬。
・ 灰白色の綿毛を密生させた細い茎の先に、白い花をつける。
・ 星形になった白い花びらのように見えるのは苞葉といわれる部分で、中心部に頭花がつく。
・ 苞葉は、10枚ほどで、幅が広い。苞葉には白い綿毛が密生する。
・ 頭花は5個から20個くらいある。 真ん中には雄性の筒状花、周りには雌性の筒状花がつく。
・ 葉の特徴根際から生える葉はロゼット状となる。 茎にまばらにつく葉は互い違いに生えて(互生)、つけ根の部分は半ば茎を抱く。
・ 実の特徴花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの) である。
・ 草丈15cm〜30cm
・ 名前の由来:蝦夷と呼ばれた地域に自生して、うっすらと雪をかぶったような姿から。
・ 属名の Leontopodium はギリシャ語の「leon(ライオン)+podion(小足)」からきている。
  綿毛の密生した葉と頭花をライオンの足首に見立てたもの。
  種小名の discolor は「色の褪せた」という意味です。

ハハコグサ(キク科ハハコグサ属)に、姿は似ています。


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