撮影 2014年5月10日 つくば植物園

ゲンペイコギク (源平小菊) 別名:洋種アズマギク、ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)、(学名から)エリゲロン カルビンスキアヌス : 

英名:Mexican fleabane  学名:Erigeron Karvinskianum キク科 ムカシヨモギ属(エロリゲン属)

・ 原産地は、アメリカ〜メキシコ。日本へは戦後に観賞用、緑化用として渡来。
・ 関東以西で岸壁や荒れ地に野生化している。
・ 多年草。
・ キク科の植物なので、花は舌状花と中心部の筒状花からなる。
・ 舌状花の色は白とピンク。筒状花は黄色。
・ 花の直径は約1.5cm〜2cm。
・ 草丈は10cm〜20cm。
・ 開花時期は、5月〜11月。
・ 根際から生える葉は披針形で、先が3つに裂ける。
・ 茎の上部につく葉は線形ないし披針形で、互い違いに生える(互生)。
・ 茎は匍匐(ほふく)して伸び、繁殖力が強い。
・ 名前の由来:花色は咲き始めが白く、次第に赤みを帯びていく ことによる。
  紅白を源氏と平家に見立て、ゲンペイの名が付けられた。
・ 属名の Erigeron はギリシャ語の「eri(早い)+geron(老人)」からきている。
・ 種小名の karvinskianus はドイツの植物収集家「カルウィンスキーさんの」という意味。
・ 用途:花壇、鉢植え、ハンギング、グランドカバー 。
・ 花言葉:「遠くから見守ります」。
・ 5月27日の誕生花。

* 似た花にヒメコスモス(ブラキスコメ イベリディフォリア)があります。

* 紅白を源氏と平家に見立て、ゲンペイの名の付いた植物にゲンペイクサギ(ゲンペイカズラ)やゲンペイモモがあります。

* 花後切り戻すと姿が整い、再びよく咲く。

 
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