撮影 2015年9月4日 つくば植物園

ギンリョウソウモドキ (銀竜草擬)  別名:アキノギンリョウソウ

英名: 学名:Monotropa uniflora  ツツジ科 ギンリョウソウモドキ属 (旧シャクジソウ科 シャクジソウ属)

   ・ 原産地:日本、中国、朝鮮半島、ヒマラヤ地方、北アメリカ。
   ・ 北海道・本州・四国・九州に分布し、世界では東アジア、北アメリカに広く分布する。
   ・ 林中のやや暗い場所に生育する。
   ・ 腐生植物、多年草。
   ・ ベニタケ科の真菌に寄生して生える寄生植物。
   ・ 地下茎から地上に花茎を伸ばし開花する。
   ・ 花茎には鱗片状の卵状長楕円形の葉を密生し、先端に一個だけ花をつける。
   ・ 花は横かうつむきに咲く。
   ・ 萼片、花弁とも3〜5個。果実はさく果でのちに上を向く。
   ・ 花の色:全体に白。
   ・ 花期:8〜10月。
   ・ 草丈:10〜30cm。
   ・ 名前の由来:ギンリョウソウに似ていることから。
   ・ 用途:鉢植え、地植え。
   ・ 花言葉: ―。
   ・ 誕生花: ―。

   * 生育場所や形態はギンリョウソウ(ユウレイソウ)に似ているが、次の点が異なる。

            ギンリョウソウモドキ        ギンリョウソウ
     花の時期    8〜10月            4〜8月
     果実       ?果               液果
     花弁の縁    細く細かく裂ける        なめらか

   * 腐生植物とは、光合成色素を持たず、地下部の菌根に頼って生活している植物をいう。

   * ナンバンギセルも腐生の寄生植物。


 
      趣味の花図鑑トップページ          いきいき自己実現




アクセスカウンター