撮影 2016年7月12日 つくば植物園

ヒゴタイ (平江帯、肥後躰) 別名:ヒンコウタイ(平江帯)

英名:  学名:Echinops setifer    キク科 ヒゴタイ属

・ 原産地は日本(愛知県、岐阜県、広島県と九州の特定箇所)および朝鮮半島の南部。
・ 日当たりの良い山野に生える多年草。
・ 絶滅危惧種。
・ 花茎が1〜1.5m程度直立し、その先に直径5cm程の青い球形の花が咲く。
・ 花の色は淡青紫色(瑠璃色)。
・ 葉はアザミに似て切れ込みがあり、棘を有する。
・ 草丈は約70cm〜100cm。
・ 開花時期は、7月〜9月。
・ 葉は羽状で長楕円形をしており、葉縁に短い刺があり、硬い。葉は互生。
・ 名前の由来:次の二つの説があります。
 1) 貝原益軒の「大和本草」(1709年)に「平行帯(ひんこうたい)、花るり色なり、葉は敗醤(おみなえし)に似たり」から来た。
 2) 九州の熊本県でも見られることから、《肥後台》」と書いたという説

・ 花言葉:「実らぬ恋」。

*近縁の栽培種として、ヨーロッパ原産の瑠璃玉薊(ルリタマアザミ)がある。

*キク科と言っても、園芸菊他の野菊と全く形と色が異なっていて、目を見張りました。
 キク科でも、ゴボウ属アザミ属もあるので、属が違えば、形や色も色々ですね。

*阿蘇地方が自生地として有名だそうです。 


        
 
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