撮影 2017年5月19日 つくば植物園

ヒメコギク 別名:ブラキスコメ(ブラキカム)・アングスティフォリア(Brachyscome angustifolia)の園芸種。

英名:  学名:Brachyscome    キク科 ブラキスコメ属(旧ブラキコメまたはブラキカム属)

 ・ 原産地は、オーストラリア、タスマニア、ニュージランド。
 ・ 1年草。(多年草と思えるほど毎年同じ場所に咲いているのをよく見かけます。)
 ・ キク科の植物なので、花は舌状花と中心部の筒状花からなる。
 ・ 舌状花の基本色は青ですが、紫紅、桃、白などがある。筒状花は黄色。
 ・ 花の直径は約2cm〜2.5cm。
 ・ 草丈は10cm〜25cm。
 ・ 開花時期は、3月〜11月。
 ・ 葉は羽状で切れ込みを持つが、糸状に細いものから菊のような葉の品種まであります。
 ・ 名前の由来:学名は、ギリシャ語ブラキスコム(短い毛)、種の冠毛が短い事に因んでいます。
    ・ 用途:鉢植え、花壇、ハンギング。


 *この花の名前について
  ・筑波実験植物園(つくば植物園)に問合せたところ、ブラキスコメの一種とのことでした。
   流通名「ヒメコギク」だと思うが調査して下さるとのことでした。

 *キク科ブラキスコメ属の種類
  ・ブラキスコメ・イベリディフォリア(Brachyscome iberidifolia)ヒメコスモス
  ・ブラキスコメ・ディヴェルシフォリア(Brachycome diversifolia)
  ・ブラキスコメ・ムルティフィダ   (Brachyscome multifida)

     
  NHK趣味の園芸では、種類(原種、園芸品種)を次のように掲載しています。
  ・ブラキスコメ‘レモン・ツイスト’ (Brachyscome ‘Lemon Twist’)     アングスティフォリア種(B. angustifolia)とクルビカルパ種(B. curvicarpa)の交配から、     オーストラリアで育成された品種。ブラキカムでは珍しい黄花で、花は小さい。株はコンパクトにまとまる。   ・ブラキスコメ‘マウブ・ディライト’(Brachyscome ‘Maubu Daylight’)     青紫の小輪花を、株いっぱいに密につける丈夫な品種。株はボール状に丸くまとまる。   ・ブラキスコメ‘ミスティー・ライラック’ (Brachyscome ‘Misty Lilac’)     ブラキカムのなかでは、特に大輪の花を咲かせる品種。花つきはあまりよくない。   ・ブラキスコメ・イベリディフォリア (Brachyscome iberidifolia)     秋まきで、春に開花する一年草。青紫の品種が多く栽培される。


 
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