・原産地は日本。落葉高木。
・サトザクラの群の園芸品種です。
・花期は4月中旬。ソメイヨシノ満開を2週間ほど過ぎたころ見頃になります。
・花色:淡紅色であり、花弁の内側が白い。
・花の咲き方:八重。
・花の大きさ:直径5cm以上の大輪になります。
・樹形はあまり横に広がらず高く伸びる。
・樹皮が縦に裂ける特徴がある。
・名前の由来:花の中心部から葉の形に変化した雌しべが一本突き出ていることから。
・用途:庭植え
*この他に葉化した雌しべを持つサクラにフゲンゾウとショウゲツがある。
・イチヨウはこれらの種と違い萼の部分がぎざぎざした鋸刃状になっていないこと。
・フゲンソウは雌しべが2本葉化しているため区別がつきやすい。
・ショウゲツは雌しべの数が1本のものと2本のものがまちまちであるが、花期が遅いことから見分けることができる。
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*ヤエベニシダレの同属にベニシダレとシダレザクラがあります。
・ベニシダレ(紅枝垂れ)は一重咲きで花の色が濃い。
・シダレザクラ(枝垂桜)は一重咲きで花の色が薄い。
*オオシマザクラの特徴
・白い花に緑色の葉がポイント。
・葉と花を同時に開く。やや大きめの一重の花(八重もある)。
・緑の葉は先が芒状に長く尖っている。
・無毛。
・香りがある。
・桜餅を包む皮として利用される。
*カンヒザクラの特徴
・サクラの仲間では断トツの色の濃さで、
・半開きの花が下向きに垂れ下がります。
*カンザクラの特徴
・ガク筒が鐘形で、途中でキュッとくびれ、先は5つのガク片にわかれます。
・冬芽は濃い赤褐色。
・枝の皮目もよく目立ちます
・カンヒザクラと同じく下向きに咲く。
・花の色はカンヒザクラよりはずっと淡い。
・ほぼ平開にちかくなります。
・一重咲き。
*ソメイヨシノの特徴
・オオシマザクラとエドヒガンの雑種です。
・淡いピンク色の花を枝いっぱいに咲かすことにあります。
・エドヒガンより大きい一重の花です。
・若枝や花の柄に毛が生えているのが見える。
・葉が出る前に花が開く。
*エドヒガンの特徴
・筒状のガクの下が丸く膨らむのは他のサクラと異なる特徴です。
(エドヒガンの品種であるシダレザクラも同じ特徴があります。)
・花はソメイヨシノより一回り小さい。
・花色は白から淡紅色まで変化に富む。
・ソメイヨシノと同じく花柄に毛がある。
*ヤマザクラ
・淡いピンク色の花と赤い葉がポイント。
・葉と花を同時に開く。
・無毛。
*オオヤマザクラ
・ヤマザクラ同様に若葉は赤味を帯びますが、
・花色が一段と濃いピンク色になる。
・花と葉はヤマザクラより一段と大きい。
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