撮影 2010年3月26日 つくば植物園 撮影 2010年3月17日 守谷市
  
  カワヅザクラ(河津桜) 別名: 

学名: Prunus lannesiana 'Kawazu-zakura'  バラ科 サクラ属

	・原産地は日本(静岡県河津町)。落葉小高木。
・オオシマザクラ(大島桜)とカンヒザクラ(寒緋桜)の自然交雑種であるとされている。
・花期が2月上旬〜3月上旬と長いのと、早く開花するのが特徴です。
・八分咲きくらいになると、オオシマザクラほどではないが、少し葉も出てしまう。
・オオシマザクラから早咲きと無毛の若葉の性質を、カンヒザクラから
      花の赤みと花柄が下向きになる性質を受け継いでいる。
    ・花径は4cm〜4.8cm程度で、花びらは5枚。.
・花色:開花すると花びらの縁がやや濃い紅色なので一見、全体に濃紅色に見えます。
・花の咲き方:一重。
・用途:庭植え、鉢植え

      *オオシマザクラの特徴
       ・白い花に緑色の葉がポイント。
       ・葉と花を同時に開く。やや大きめの一重の花(八重もある)。
       ・緑の葉は先が芒状に長く尖っている。
       ・無毛。
       ・香りがある。
       ・桜餅を包む皮として利用される。

      *カンヒザクラの特徴
       ・サクラの仲間では断トツの色の濃さで、
       ・半開きの花が下向きに垂れ下がります。

      *カンザクラの特徴
       ・ガク筒が鐘形で、途中でキュッとくびれ、先は5つのガク片にわかれます。
       ・冬芽は濃い赤褐色。
       ・枝の皮目もよく目立ちます
       ・カンヒザクラと同じく下向きに咲く。
       ・花の色はカンヒザクラよりはずっと淡い。
       ・ほぼ平開にちかくなります。
       ・一重咲き。

      *ソメイヨシノの特徴
       ・オオシマザクラとエドヒガンの雑種です。
       ・淡いピンク色の花を枝いっぱいに咲かすことにあります。
       ・エドヒガンより大きい一重の花です。
       ・若枝や花の柄に毛が生えているのが見える。
       ・葉が出る前に花が開く。

      *エドヒガンの特徴
       ・筒状のガクの下が丸く膨らむのは他のサクラと異なる特徴です。
        (エドヒガンの品種であるシダレザクラモ同じ特徴があります。)
       ・花はソメイヨシノより一回り小さい。
       ・花色は白から淡紅色まで変化に富む。
       ・ソメイヨシノと同じく花柄に毛がある。

      *ヤマザクラ
       ・淡いピンク色の花と赤い葉がポイント。
       ・葉と花を同時に開く。
       ・無毛。

      *オオヤマザクラ
       ・ヤマザクラ同様に若葉は赤味を帯びますが、
       ・花色が一段と濃いピンク色になる。
       ・花と葉はヤマザクラより一段と大きい。

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